「アーセナルの希望を潰す要素があるとするなら、負傷者」 プレミア制覇へ最大の障害は負傷トラブルだ

ブレントフォード戦ではモスケラまで負傷 photo/Getty Images

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勝負の12月を乗り切れるか

3日に行われたプレミアリーグ第14節でブレントフォードを2-0で撃破し、首位を快走するアーセナル。

昨季王者リヴァプールが大きく出遅れ、2位マンチェスター・シティも盤石とは言えない。チェルシーもパフォーマンスが安定していないため、すでにアーセナルの優勝を確信しているサッカーファンもいるだろう。

英『Football365』も、チームの完成度の面でアーセナルに対抗できる勢力はいないと見ている。しかし、プレミアリーグの戦いはそれほど甘くない。アーセナルにとって大きな障害となりそうなのが『怪我人』だ。
すでにセンターバックコンビのウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスが離脱している中、先日のブレントフォード戦ではDFクリスティアン・モスケラまで負傷交代。

さらに中盤の要であるデクラン・ライスもピッチに座り込んでしまい、ふくらはぎを痛めたと見られる。まだリーグは中盤戦で、同メディアも怪我が最大のライバルになると取り上げている。

「アーセナルはかなり有利な状況に見えるが、タイトル獲得への希望を潰す要素があるとするならば、負傷者の増加だ。ブレントフォード戦の勝利は大きなプラスだったが、すでに混雑している治療室に新たに2人も加わったのはマイナス材料だ」

「チャンピオンには多少の幸運も必要と言われる。昨季リーグを制したリヴァプールは怪我人が少なく、サラーは全試合出場、ファン・ダイクとグラフェンベルフも1試合を欠場したのみだった。それと比較すると、今季のアーセナルはそれほど幸運とは言えない。サリバは3試合、マガリャンイスは6試合を欠場。ウーデゴールも6試合、マルティネッリ、トロサール、サカ、ギェケレシュといった攻撃陣も怪我があった。アーセナルは12月に残り7試合を予定していて、怪我人がいる中でどう対処するかがカギだ。その最初の資金石は週末のアストン・ヴィラ戦となる」

アーセナルは土曜日にアストン・ヴィラとアウェイで戦うが、3位まで上げてきたアストン・ヴィラは厄介なチームだ。アストン・ヴィラとは大晦日にも再度戦う予定で、他にも12月はクリスタル・パレス、ブライトンと危険な中堅チームとの戦いが控える。ここで勝ち点を落とせば一気にタイトルレースが分からなくなってくるが、アーセナルは持ち堪えられるか。



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