マクトミネイ&デ・ブライネはイングランド代表が抱えた“ジェラード&ランパード”と同じ問題抱えている? 名将カペッロ氏が思う相性

ナポリでプレイするデ・ブライネ photo/Getty Images

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中盤でのコンビネーションに不安?

昨季のナポリではマンチェスター・ユナイテッドから加えたMFスコット・マクトミネイが大ブレイクすることになり、チームのスクデットに大きく貢献。マクトミネイは一気にナポリの中心選手になった。

今夏はそこにマンチェスター・シティからMFケビン・デ・ブライネが加わることになり、ナポリの中盤はさらにパワーアップするはずだった。ただ、選手には相性というものもある。

ナポリは先日チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節でPSVに2-6と完敗を喫したが、イタリアの名将ファビオ・カペッロ氏は2人の相性があまり良いとは言えないとコメントしている。
「(PSV戦で)守備の部分は気になるね。昨季のナポリなら絶対に犯さなかったような、信じられないほどのミスがあった。中盤を見ると、デ・ブライネとマクトミネイの共存が難しいとの印象も受ける。偉大な選手同士であっても、相性というものはある。私もそれについては経験がある。マクトミネイとデ・ブライネの関係は、私が指揮したイングランド代表のジェラードとランパードを思い出させる。彼らは2人ともNo.1級の選手で、誰もがこの組み合わせを羨んでいた。しかし、結局は互いの足を引っ張ってしまった」(『Gazzetta dello Sport』より)。

ジェラード&ランパードの共存問題はイングランド代表が抱えていた問題の1つとして有名で、それぞれリヴァプールとチェルシーで見せていたほどのインパクトを代表で残すことは出来なかった。

まだデ・ブライネとマクトミネイに関してはシーズン序盤ではあるが、指揮官アントニオ・コンテは2人の個性をどうまとめていく考えだろうか。



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