試合に出ると凄い! ”ガラスの天才”が魅せる能力「レアルでの将来あると」

レアルのベイル photo/Getty Images

批判する者を黙らせる一撃

クリスティアーノ・ロナウドが退団したことで主役になる時がきたかと思われたのだが、FWガレス・ベイルのレアル・マドリードでのキャリアは苦労の連続だ。怪我が絶えないこともその一因だが、今季は18歳のFWヴィニシウス・ジュニオールが驚きのブレイクを果たして指揮官サンティアゴ・ソラーリとサポーターのハートをがっちりと掴んでしまった。

右サイドでもルーカス・バスケスが支持されており、6日のスペイン国王杯・バルセロナ戦、9日のアトレティコ・マドリードとのダービーマッチもルーカス・バスケスとヴィニシウスが先発で、ベイルはベンチスタートだった。

ソラーリ政権でもファーストチョイスになりきれていないのは間違いないが、英『BBC』はそれでもベイルに才能があることは疑いようもないと主張している。ベイルは3-1で勝利したアトレティコ戦でも途中出場から強烈な一撃を叩き込んでおり、やはり能力は高い。ただし一貫性に欠けるところがあるのかサポーターからの評価が思うように伸びないのがもどかしいところだ。
「ベイルのスペインでの時間が終わりに近いと批判する者たちにとって、ベイルが時折非常に素晴らしいプレイをするのは問題だ。そして再び彼の才能は3-1で勝利したアトレティコ戦で示された。ベイルは途中出場から見事なゴールを決め、彼に疑問を持つ者たちに再びレアルでの将来があるのではと考えさせた」

同メディアはこのようにベイルのゴールを称えており、あのゴールを見るとレアルで主役になるだけの実力はあるように感じられる。まだ10代のヴィニシウスにポジションを明け渡すことはベイルのプライドが許さないはずだが、ここから巻き返せるのか。まだチャンピオンズリーグ決勝トーナメントが残っており、昨季決勝のリヴァプール戦の輝きをもう1度放つチャンスはあるはずだ。

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