当時の主審が振り返る”ジダンの頭突き退場事件” VARある今ならもっと楽だったか「いったい何が起こったんだと」

歴史に残るジャッジ photo/Getty Images

見ていない中でのジャッジ

ロシアワールドカップで話題を呼んだビデオ判定システム(VAR)。ペナルティエリア内での際どいプレイやオフサイドの有無、選手のラフプレイなどがあった場合にチェックされるもので、特に今大会ではペナルティエリア内でのファウル及びハンドを判定するために何度もこのシステムが使われた。

VARがあれば、審判団の負担も多少は軽減されるだろう。例えば2006ドイツワールドカップ決勝のイタリア代表VSフランス代表の一戦で起きたジネディーヌ・ジダンの頭突き事件も、VARがあれば何が起きたのか瞬時に見返すことができる。スペイン『MARCA』によると、当時この試合を担当していた主審のオラシオ・エリソンドはジダンが頭突きをしたシーンを見ていなくて苦労したことを改めて明かしている。

「私はマテラッツィが倒れているのを30~40mほど離れたところから発見し、試合をストップさせた。自分に問いかけたよ。いったい何が起こったんだと。すぐに副審に何が起きたかを聞いたが、驚いたことに彼らからは全てを見ていないと返答がきた。最終的には第4審に聞いたんだ。彼は私に、ジダンがマテラッツィに酷い頭突きをしたと伝えてきた。これらの情報から私はジダンを退場させることを決定した」

今回のロシア大会ではジダンの頭突きのような仰天プレイは飛び出さなかったが、前回大会はウルグアイ代表FWルイス・スアレスがイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付く事件もあった。VARが世界的に浸透しつつある今、主審がこのような問題で頭を悩ませる機会は確実に減ってきている。
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