ここで監督交代の日本、死の組韓国…… またアジア勢はW杯で未勝利に終わるのか

日本の監督交代は吉と出るか photo/Getty Images

アジア勢の状況は良くない

前回のブラジルワールドカップでアジア勢は1勝も挙げられない不甲斐ない成績を残してしまったのだが、迫るロシアワールドカップでも似たような結果になるのではないかと不安が広がっている。指摘したのは韓国『スポーツソウル』だ。

まずグループAで開催国ロシア代表、ウルグアイ代表、エジプト代表と同居するサウジアラビア代表は、ここ最近親善試合で結果が出ていない。3月に入ってからはワールドカップに出場しないイラク代表に1-4、日本代表も対戦したウクライナ代表とは1-1で引き分け、そしてベルギー代表には0-4の大敗を喫している。グループAは強豪揃いの組ではないものの、今の出来では不安だ。

今になってヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任した日本代表はさらに悪い評価だ。同メディアは後任に就いた西野朗監督について「西野監督を急いで選んだが、彼はA代表を率いた経験がない。年齢別の代表とクラブチームだけだ。ワールドカップという大舞台を選手としても監督としても経験していない。急造されたチームがワールドカップで良い戦いを披露すると期待をかけるのは難しい」と評している。急造チームで何が出来るのか疑問視されるのは当然の流れだろう。
韓国代表も昨年にはハリルジャパンをEAFF E-1サッカー選手で4-1と粉砕しているものの、最近の親善試合を含め結果は思わしくないとの評価だ。加えて韓国はドイツ代表、スウェーデン代表、メキシコ代表が同居する厄介なグループFに入っている。勝利を収めるのは簡単ではない。

同メディアは最も期待できるチームとしてイラン代表を挙げているが、イランはグループBでポルトガル代表、スペイン代表、モロッコ代表と同居する。2強2弱との表現がしっくりくるグループで、イランが勝ち上がるのは困難だ。アジア勢がワールドカップで存在感を発揮するには難しい状況だが、前回大会に続いて悲惨な結果に終わってしまうのだろうか。

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