スコットランドの名門レンジャーズの苦戦は続く…… 新指揮官の初陣は0-3の完敗に終わり、主将は「恥ずべきパフォーマンス」

レンジャーズは今季苦戦が続く photo/Getty Images

リーグ戦では6位

スコットランドの名門レンジャーズは今シーズン思うように結果を残すことができず、苦しい時間を過ごしている。

レンジャーズは宿敵セルティックから王座を奪還するために今夏ラッセル・マーティン氏を招聘したが、結果は振るわず。10月6日に同監督の解任を決断した。

その後レンジャーズは21日にダニー・レール氏が新監督に就任することを発表し、苦戦続く名門の立て直しが期待された。しかし、初陣となったELリーグフェーズ第3節のSKブラン(ノルウェー)戦では0-3の完敗を喫した。

新時代を白星スタートで切れなかったレンジャーズだが、キャプテンのジェームズ・タヴェルニエはこの試合を「恥ずべきパフォーマンス」と振り返った。

「これは恥ずべきパフォーマンスだ。ただそれだけだ。監督から指示は受けられるが、それをピッチで実行しなければならなかった。だが我々は完全に劣っていた。最初のボール、セカンドボール、闘志が足りなかった。こんなことを言うべきじゃない。レンジャーズの選手なら、それが当然の姿勢であるべきだ」

「戦う意志を持たなければならない。ボールに飛びつくべきだ。たとえ荒っぽい試合になっても、自ら荒っぽい試合にしなければいけない。だが今のところ、我々相手にプレイするのはあまりにも簡単すぎるんだ。それがこのすべての中で一番辛いことだよ」(英『Sky Sports』より)

ELでは現在3連敗で最下位に沈んでいるレンジャーズ。リーグ戦でも8試合を終えて1勝6分1敗で6位となっており、すでに首位ハーツとは13ポイントだ。いち早くこの状況から抜け出したいレンジャーズだが、レール監督のもとで立ち直れるか。

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