2022W杯で日本を止めたクロアチアの守護神が初の5大リーグへ 守備が崩壊しているジローナの新戦力に

日本のPKを止めまくったリヴァコビッチ photo/Getty Images

30歳にして初の5大リーグへ

今季のラ・リーガ開幕から3戦全敗、1ゴール10失点と最悪のスタートを切ったのがジローナだ。2023-24シーズンにはアトレティコ・マドリードをも抑えて3位に入ったジローナだが、今のチームにその面影はない。

当時のチームからはFWアルテム・ドフビクやサヴィーニョら主力の多くが退団しており、昨季は一気に16位まで順位を落とした。今季も最下位スタートと苦しい立ち上がりで、降格もあり得るだろう。

まずは守備を立て直したいところだが、そのチームに期待の新戦力が加わった。今夏の市場閉幕間際に加入が決まったクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチだ。

日本のサッカーファンにとっては苦い記憶のあるGKだろう。日本とクロアチアは2022年のワールドカップ・カタール大会ベスト16で顔を合わせており、試合はPK戦までもつれた。その時に日本のキックを3本もセーブしたのがリヴァコビッチであり、PKの名手として有名だ。

クロアチア代表では68キャップを誇る30歳のリヴァコビッチだが、意外にも欧州5大リーグでのプレイは今回のジローナが初となる。これまでは国内の名門ディナモ・ザグレブでプレイしていた期間が長く、2023年にトルコの名門フェネルバフチェ、そして今夏フェネルバフチェからレンタルの形でジローナに加わることになった。

チームにはパウロ・ガッサニーガもいるが、スペイン『SPORT』はリヴァコビッチが守護神候補になっていくと予想。GKだけで失点を防げるわけではないが、代表経験も豊富なリヴァコビッチの加入はプラスとなりそうだ。

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