「みんながチームのために頑張りたいと思っているからこその結果」 J1残留を目指す中で横浜FM主将喜田拓也が感じるチームの成長

チームを引っ張る喜田 photo/Getty Images

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残留まであと一歩

横浜F・マリノスでキャプテンを務めるMF喜田拓也はJ1第35節の広島戦の後、チームの成長について明かした。

マリノスは今シーズン、残留争いに巻き込まれており、苦しいシーズンを送っている。スティーブ ホーランド監督、キスノーボ監督と2人の監督を解任し、現在は6月より大島秀夫監督が3人目の指揮官としてチームの指揮を執っている。

暗いトンネルを抜け出せない時期もあったが、喜田は「今シーズンは苦しい思いをした試合もあった中でそれを無駄にしない。ただの悔しい試合だけじゃなくてそこから学んだことは確実にあるので、それすらも成長に繋げたいと思っていた」と多くのことを学んだ時間でもあったと主張し、「ここにきてのたくましさだったりにも繋がっている」と、現在2連勝を飾るチームに手応えを感じているという。
また悔しい時期を経たチームの成長もキャプテンは感じているようで、「みんなでやることが揃ってなければどんなものでも意味がないし、こういう状況でみんながチームのために頑張りたいと思っているからこそこういう結果になると思う。逆にこの状況でそれができないならピッチに立つ資格はない」と、チーム全員が同じ方向を向いていることが今のマリノスの強みだと語っている。

広島戦では78分から出場し、1ゴール1アシストを記録した天野純も「やることがはっきりしているし、途中から出る選手も意思統一ができている」と話していたが、マリノスはチームとしてのまとまりが出てきているようだ。

次節に残留が決まる可能性があるマリノスだが、喜田は「シンプルに次、勝ちたい。周りどうこうは関係ない」と、あくまでも自分たちの目の前の一戦に集中している。最後にキャプテンは「勝つための準備をしたいし、そこに甘さや緩さがあったら許さない空気をみんなで作りたい」と、気を引き締めた。

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