韓国代表DFキム・ミンジェ放出の噂をバイエルン幹部が否定 「彼は重要な選手」

バイエルンのキム・ミンジェ photo/Getty Images

続きを見る

チーム内で序列低下

バイエルン・ミュンヘンは、25日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第8節ボルシアMG戦でも3-0で快勝し、開幕からの連勝を8に伸ばした。エースのハリー・ケインが例年以上のハイペースでゴールを量産していることに加えてルイス・ディアス、さらにはレナート・カール、トム・ビショフといった新戦力の活躍も目覚ましく、他クラブにはつけ入る隙が全く無い。

その一方で、好調なチームとは対照的に昨シーズンまで守備の要として活躍したキム・ミンジェは難しい時間を過ごしている。レヴァークーゼンからフリー移籍で加入したヨナタン・ターにセンターバックのレギュラーポジションを奪われてしまい、25日のボルシアMG戦も含めて今季のブンデスリーガでの先発出場はわずか2試合のみ。守備のバックアッパーというのがキムの現状だ。

こうした状況からキムの去就には日増しに注目が集まっていて、早ければ年明け1月の移籍市場で余剰戦力として放出される可能性が現地メディアによって取り沙汰されている。
もっとも、バイエルンの首脳陣はキムの放出に関する噂を否定している。同クラブのスポーツディレクターであるクリストフ・フロイント氏は、25日のボルシアMG戦後にドイツメディア『SKY』の取材に応じた際にキムについて以下のように語っている。

「彼はいつも良い仕事をしているし、我々のチームにとって重要な選手だ。ここまで怪我との戦いを繰り返し、長い時間を経て今ようやくフィットした状態になってきている。彼がチームにいてくれてとても嬉しいよ」

ただし、25日のボルシアMG戦でヨシプ・スタニシッチが戦列復帰を果たしたことに加えて、伊藤洋輝も早ければ来月中に復帰できると見られている。このセンターバックのポジションでもプレイできる両選手がコンディションを上げてくればキムの序列はさらに低下する可能性があり、それによって移籍に関する報道が今以上にヒートアップするかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ