ペドリ、ロドリらに比べて過小評価されている? スペイン代表監督が“天才”と評する大型MFの攻撃センス「世界最高の1人」

アーセナルではセンターフォワードも務めたメリーノ photo/Getty Images

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先日のトルコ戦ではハットトリック

2026ワールドカップでも優勝候補の一角に挙げられるスペイン代表のストロングポイントといえば、やはりタレント揃いの中盤だ。ペドリやロドリ、ファビアン・ルイスらタレントが溢れており、そこにサイドから仕掛けるラミン・ヤマルやニコ・ウィリアムズの絡む攻撃は脅威だ。

どうしてもスポットライトを浴びるのはペドリやヤマルだが、スペイン代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテが過小評価されていると称賛するのがアーセナルMFミケル・メリーノだ。

メリーノはセントラルMFながら、高い得点センスを誇る。7日に行われた2026ワールドカップ欧州予選・トルコ戦ではハットトリックを記録し、チームの6-0勝利に貢献。所属するアーセナルでも、FWに怪我人が続出した昨季はメリーノが一時的にセンターフォワードへ入っていた。それも高い攻撃センスがあればこそだ。
今年に入ってからのメリーノは代表戦で6ゴールを奪っており、スペイン『Tribuna』によれば欧州でプレイするMFの中では今年最多の数字だという。

それも3月のネーションズリーグ準々決勝オランダ戦、準決勝フランス戦と強豪相手に得点を奪っているのが特長的で、今回のトルコ戦のハットトリックと合わせてここぞの場面で力を発揮してくれる。

代表ではライバルが多いこともあってスタメンから外れることも少なくないが、デ・ラ・フエンテもメリーノには信頼を寄せる。

「彼は天才だよ。ワールドクラスの選手だと思うが、スペインでは十分に評価されないところもある。しかし彼はそのポジションにおいて世界最高の1人だ。我々には謙虚に成長を続けてくれる優秀な選手たちが揃っているね」

中盤から最前線までこなせるのも天才ならではと言えそうで、メリーノはもっと高く評価されるべき選手と言えそうだ。



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