2年前なら半額以下でギェケレシュを獲得できた? 英紙が指摘するチャンピオンシップクラブへの過小評価

アーセナルに移籍したギェケレシュ photo/Getty Images

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アーセナルへステップアップを果たした

アーセナルがスポルティングCPからヴィクトル・ギェケレシュを獲得したと発表した。移籍金は総額7350万ユーロで、背番号はティエリ・アンリ氏が付けた14となる。

ギェケレシュはポルトガルで評価を高めたストライカーで、昨季は52試合に出場して54ゴールと凄まじい得点数を記録している。

アーセナル待望のストライカーであり、どのような活躍を披露してくれるのだろうか。
『THE Sun』ではギェケレシュのステップアップを機に、イングランドの2部リーグにあたるチャンピオンシップにプレミアリーグのクラブはもっと目を向けるべきだと主張している。

ギェケレシュがブレイクを果たしたのは英2部時代のコヴェントリーでのことだ。20-21シーズンにブライトンからレンタルで加わると、シーズンを通して出場機会を得ることに成功。翌21-22シーズンには完全移籍でチームに加わり、45試合で17ゴールを記録した。

そして22-23シーズンに21ゴールと大台に乗せ、2400万ユーロでスポルティングが獲得に成功している。

2023年当時のギェケレシュは25歳、2部での成績は十分であり、プレミアリーグへの個人昇格の可能性もあったが、どのクラブも本気で獲得には動かなかった。

プレミアリーグは5大リーグ外であれば、チャンピオンシップではなく、ポルトガルやオランダリーグを高く評価している傾向がある。ただ、クリスタル・パレスのようにチャンピオンシップからの引き抜きでチーム力を上げているクラブもあり、今回のギェケレシュ移籍でチャンピオンシップの評価が高まることとなるのだろうか。

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