昨季終盤から失点が多すぎる!? 崩れるリヴァプールの守備を不安視する地元紙 F・マリノス戦でも先制弾被弾

リヴァプールのコナテ Photo/Getty Images

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かなり失点がかさんでいる

プレミアリーグ王者リヴァプールはプレシーズンツアーで来日し、横浜F・マリノスと対戦。3-1と勝利を飾った。

しかしリヴァプール地元紙『Liverpool ECHO』は、新シーズンに向けチームの守備を不安視している。特にイブラヒマ・コナテのところが問題視されており、F・マリノス戦でもコナテがポジションを外れたスペースを植中朝日に突かれ、先制点を許している。コナテに対しては「やる気のない様子」と評されている。

ツアーの疲れや、高温多湿のコンディションなどが影響を与えたことももちろん考えられるが、実は昨季終盤からリヴァプールの守備は崩れがちになっている。3月初めのサウサンプトン戦から数えて12試合で18失点。このプレシーズンでも4試合で6失点しており、守備は強度を欠いていると同紙は指摘している。昨季最初の12試合では5失点にとどまっていたことを考えると、明らかに改善の余地がある。
ジャレル・クアンサーの退団によってセンターバックの頭数が足りていないことは指摘されており、フィルジル・ファン・ダイク、コナテ、ジョー・ゴメスの3名しか本職のCBがいない。加えてミロシュ・ケルケズ、ジェレミー・フリンポンと両サイドには加入したばかりのサイドバックがおり、彼らがチームに馴染むまで少し時間がかかるだろう。

先週のACミラン戦も含め、チームは何度もカウンターの脅威にさらされており、アルネ・スロット監督も「失点の場面を見れば、もっとスプリントで挽回する必要があると感じた。ミラン戦でも同じことが起こった」と守備の強度不足に不満を表している。

クリスタル・パレスからマーク・グエイを獲得するという噂もあるが、現在のリヴァプールの守備強度は開幕に向けやや不安を残すものであるようだ。



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