約6ヵ月ぶりにゴールも放出候補であることは変わらず コレアの売却で期待される約44億円の資金捻出

久々にゴールを決めたコレアはここから状況を変えていけるか photo/Getty Images

真価を発揮できていない

昨夏にローンでインテルに復帰したFWロメル・ルカクはここまで公式戦7ゴール、プレイタイム1237分と期待されたほどの活躍を見せることができていない。しかしFWホアキン・コレアもルカクと似たような状況にあり、今夏の退団が噂されている。

2021年夏にラツィオからインテルへとやってきたコレアは今季インテルで2シーズン目を戦っているが、怪我などもあって公式戦4ゴール、プレイタイム1072分に留まっている。20日に行われたチャンピオンズリーグの準々決勝ベンフィカ戦2ndレグでは、カットインから見事なシュートを決め、昨年10月のサンプドリア戦以来となるゴールを記録したが、当然このゴールだけで大きく評価が覆るということはない。

伊『calciomercato.com』によると、現行契約が2025年までとなっているコレアはインテル残留を希望しているが、依然として彼は放出候補の一人として考えられている。コレアの売却額や残り2年分の給与が浮くことを踏まえると、インテルは彼を放出することで3000万ユーロ(約44億円)以上の資金を捻出することができる見込みのようだ。
コレアが来季もインテルでプレイするには、シーズン終了までの残り1ヵ月半ほどでゴールを量産するなどといった飛び抜けた結果を残さなければならないだろう。移籍先の選択肢を増やすという意味でもここからのパフォーマンスは重要になるが、ベンフィカ戦のゴールをきっかけにここから調子を上げていくことができるか(データは『FBREF』より)。

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