メキシコ代表で“通算181試合”出場の鉄人は今も走り続ける 36歳でも衰えぬグアルダードの脅威

ベティスでプレイするグアルダード photo/Getty Images

今季もすでに20試合に出場

今季リーガ・エスパニョーラで5位と良い位置につけているレアル・ベティスを引っ張るのは、鉄人とも呼べるベテラン選手たちだ。

最年長となる41歳のFWホアキン・サンチェスは精神的支柱であり、GKクラウディオ・ブラーボも39歳と大ベテランだ。

その2人に次ぐ年長者である元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダードも見逃せない。
2017年よりベティスでプレイするグアルダードはスタメン出場の機会こそ減少傾向にあるが、途中出場からでもチームのために走ってくれる貴重なベテランプレイヤーだ。11日に行われた第21節のアルメリア戦はキャプテンマークを巻いてフル出場し、今季初得点を記録。

このゲームはグアルダードにとって今季20試合目の出場だったのだが、キャリアを通してシーズンの試合出場数が20を下回ったことは1度もない。

ベティスでも昨季は36試合、一昨季は27試合、2019-20シーズンは30試合、2018-19シーズンは42試合に出場しており、とにかく大きな怪我が少ない選手だ。

何よりメキシコ代表では通算181試合に出場しており、この数字も怪我の少なさを物語っている。継続的に出場しなければ180試合の大台は超えられないだろう。

ベティスとの契約は今季までとなっており、メキシコのレジェンドには母国のリーガMXやMLS方面からのオファーもあるとか。しかしスペイン『as』によれば、36歳のグアルダードはもう1シーズンはベティスで戦いたいとの考えを持っているという。

ベティスにとっても貴重な戦力となっているはずで、肉体的にもまだまだ5大リーグで戦えるはず。グアルダードもまた世界を代表する鉄人プレイヤーと言えそうだ。

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