クロース、モドリッチの壁に挑むテクニシャン セバージョスがCWCでの“41分間”で示した才能

レアルで奮闘するセバージョス photo/Getty Images

テクニックはトップレベル

レアル・マドリードでプレイするMFにとって、巨大すぎる壁となっているのがトニ・クロース&ルカ・モドリッチだ。2人の偉大なるベテランMFは好不調の波がほとんどなく、常に安定したプレイを約束してくれる。指揮官カルロ・アンチェロッティも絶対の信頼を寄せており、2人からポジションを奪えるMFは世界中を探してもいないかもしれない。

その壁に挑み続けている選手の一人がダニ・セバージョス(26)だ。

レアルとの契約が今季までとなっているセバージョスも2人を超えることはできず、今季序盤から出番は限定的だった。
しかし、セバージョスは後半戦より確かな爪痕を残している。中でもスペイン『as』が称えたのはクラブワールドカップでのパフォーマンスだ。

準決勝のアル・アハリ戦、決勝のアル・ヒラル戦の2試合でもアンチェロッティはクロースとモドリッチを先発に選んでおり、アンカーにはオーレリアン・チュアメニが入った。このトリオは鉄板だ。

セバージョスの出番は2試合合わせて41分間と少なかったが、1アシストずつを記録。サッカーセンスを感じさせるには十分なパフォーマンスで、そのテクニックはレアルの中盤を務めるにふさわしいレベルと言えるのではないか。

今後も中盤の力となるはずで、セバージョスの評価は確実に上がってきている。来季以降もチームに欲しいと考えるサポーターも多いはずで、セバージョスもスペイン人MFらしい特別な技術を持つ選手だ。

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