谷口彰悟の後釜、山根視来のバックアップにも? 7月に日本代表にも招集され川崎へ加入したDFに懸かる期待

柏で評価を上げた大南 photo/Getty Images

柏から移籍してきた大南

川崎フロンターレは9日、柏レイソルから大南拓磨を獲得したことを発表した。移籍の噂が挙がっている谷口彰悟の後釜として、大南には大きな期待が寄せられているだろう。

鹿児島実業高校から2016年にジュビロ磐田へと加入する。加入2年間で公式戦はルヴァンカップと天皇杯の計7試合のみとなったが、2018年にリーグデビューを飾ると、翌年にはJ1で22試合に出場。大きな経験を積んだ大南だが、クラブは最下位に終わり、J2降格となった。

翌年からは柏へ移籍してJ1の舞台で戦い続けた大南。2021年には29試合3ゴールを記録するなど、チームで存在感を発揮すると、今季も26試合に出場した。柏では最終ラインを支えるだけでなく、右ウイングバックとしても起用されるなど、ポジションの幅を広げた。そして今年7月にはE-1選手権を戦う日本代表にも選出されるなど、その名を広めていく。

川崎では4バックのセンターバックやサイドバックとしての活躍が求められるだろう。中東への移籍が噂されている谷口の後釜としても、右サイドバックとして山根視来のバックアップとしても起用できる貴重な存在だ。川崎で存在感を見せ、日本代表への定着を狙っていく。

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