お得意の“移籍金ゼロ円補強”は今後も続く? バルセロナがCL優勝の立役者をチェルシーから引き抜きか

バルセロナ行きの可能性があるジョルジーニョ photo/Getty images

出来るだけ移籍金をかけたくない

今季もCLの決勝トーナメントに進めない可能性があるバルセロナ。直近のインテル戦では何とか追い付いて3-3とし勝ち点1を獲得したが、次節の結果次第ではグループステージ敗退の可能性がある。

2季連続でのCLグループステージ敗退となればクラブの格を落とすものとなってしまい、さらには収益の減少も受け入れなければならない。今夏の移籍市場では今後の放映権を売却して資金を生み出す荒業を使って大型補強を行ったが、今後も同様な策で動くのは難しい。そうなると、今夏アンドレアス・クリステンセンをフリーで獲得したような移籍金ゼロの補強に目を向ける必要がある。

英『90min』によると、バルセロナはエンゴロ・カンテとジョルジーニョの2人のフリーでの獲得を画策しているようだ。両者ともにチェルシーの中盤戦士であり、契約は今季までとなっている。チェルシーはカンテと新契約を結びたいようだが、進展はない。
ジョルジーニョは30歳と若くないが、今季限りでクラブを離れる可能性が高いセルヒオ・ブスケッツの後釜になれる存在だ。パスで攻撃のリズムを生み出すことができ、展開力に長けている。守備力に難ありだが、フリーで獲得できるとなれば欲しい存在だ。

カンテはインサイドハーフにアンカーと2つのポジションでプレイできる。インサイドハーフでは豊富な運動量を生かして様々なポジションに顔を出し守備の強度を高める。攻撃時は推進力のあるドリブルが光り、パスセンスも悪くない。

ブスケッツ、さらにはフレンキー・デ・ヨングの放出の可能性があるバルセロナからすれば、ジョルジーニョとカンテをフリーで獲得できれば心強い。優秀な選手であり、彼らがバルセロナを中盤から支えることになるのだろうか。

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