レヴァンドフスキ、ハフィーニャら豪華戦力でもバルサはCL敗退なのか 「守備を忘れてしまった」

インテルと引き分け、落胆するレヴァンドフスキ photo/Getty Images

インテルに勝ち切れず

今季のチャンピオンズリーグではバルセロナ、バイエルン、インテル、ヴィクトリア・プルゼニが入ったグループCが死の組となったが、現在ピンチなのはバルセロナだ。

バルセロナはインテル、バイエルンに勝ち切れず、現在は4試合を消化して1勝1分2敗。勝ち点4で残り2試合を迎えることになり、状況的にはかなり厳しい。3位でフィニッシュしてヨーロッパリーグのプレイオフに回るシナリオも現実的となってきた。

まだシャビ・エルナンデスの下でチームを作っている段階とはいえ、グループ敗退はショックが大きい。今夏はFWロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、DFジュール・クンデ、アンドレアス・クリステンセン、MFフランク・ケシエなど多額の資金を投じて豪華なタレントを揃えており、これでグループ敗退は受け入れるのが難しいだろう。
昨季もバルセロナはバイエルン、ベンフィカ、ディナモ・キエフと同居したグループEで3位に落ちてしまい、決勝トーナメントへ進めなかった。今季は巻き返しへレヴァンドフスキらを加えたのだが、厳しい状況に追い込まれてしまった。

12日に行われたインテルとのグループステージ第4節は点の奪い合いになる死闘となったが、最終スコアは3-3のドローで終わった。バルセロナとしてはホームで勝ち切りたいところだったが、インテルに先手を取られる展開となってしまった。

スペイン『SPORT』によると、レヴァンドフスキはチームとして守り切れなかったことを悔やんでいる。

「得点を奪いに行く野心はあったが、僕たちは守備を忘れてしまった。多くの選手をかけて攻撃を仕掛けて3点を奪ったけど、同じだけ失点しまった。結果は残念だ。僕たちには冷静さが欠けていたね」

若手が多いことや、まだチームとして100%成熟していないことも苦戦の理由かもしれないが、このゲームではインテルに何度もカウンターから危ない場面を作られてしまった。特に終盤はインテルに惜しい場面が続き、相手に4点目を奪われても不思議はなかった。

レヴァンドフスキを擁しながらグループ敗退となる展開は避けたいが、ミラクルを起こせるのか。敗退となればショックはかなり大きなものとなりそうだ。

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