リヨンの19歳巡って“9つのビッグクラブ”が争奪戦? MFからSBにコンバートされ開花したマロ・グストとは何者か

リヨンで躍動するマロ・グスト photo/Getty images

リーグ・アンの新たな注目株だ

リーグ・アンは人材の宝庫であり、レアル・マドリードへステップアップしたオーレリアン・チュアメニとエドゥアルド・カマヴィンガ、パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペと近年実力者を輩出し続けている。

プレミアリーグで成功した例でいえば、現在ニューカッスルでプレイするブルーノ・ギマランイスだ。リヨンからやってきたブラジル代表MFで、すでにプレミアに適応している。攻守両面で輝ける能力の高さが評価されており、レアル・マドリードやマンチェスター・シティに関心を寄せられているといわれている。

そんなギマランイスに続いてリヨンからプレミアへステップアップする可能性がある選手がいる。DFマロ・グストだ。リヨンのアカデミーで育ち、そのままデビューした生え抜きのグスト。アンダー世代のフランス代表に選ばれており、19歳ながらU-21のチームに所属している。
英『90min』によると、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、シティ、トッテナムが興味を寄せており、プレミア外でいえばバルセロナやアトレティコ・マドリード、ボルシア・ドルトムント、ユヴェントスの名前が挙がる。現在グストはリヨンと2024年までの契約を結んでいるが、リヨンは放出阻止のために新契約を用意している模様。

元は攻撃的MFだったが、今はポジションを下げ右サイドバックとしてプレイしている。タイトな守備と高い攻撃性能が武器であり、昨季はリーグ戦で30試合出場と一気にプレイタイムを伸ばした。今季は開幕から9試合でピッチに立っており、チーム内での信頼度は高い。

すでに9クラブが興味を寄せており、今冬、もしくは来夏で争奪戦となるか。SBの層が薄いシティやダニエウ・アウベスの後継者を探すバルセロナは本腰を入れて獲得を目指すことになるだろう。

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