グリーリッシュとは違ったタイプを求めている? “レオン、ディアビ、ニコ”シティのWG獲得候補の共通点

スペイン代表で輝きを放ったニコ・ウィリアムズ photo/Getty images

シティに加わることはあるのか

ミランのラファエル・レオンやレヴァークーゼンのムサ・ディアビとウイングの獲得を目指しているマンチェスター・シティだが、アスレティック・ビルバオのFWニコ・ウィリアムズも獲得候補に入っているようだ。

英『Manchester Evening News』によると、シティとレアル・マドリードはこのスペイン代表FWの獲得に興味を持っており、5000万ユーロのリリース条項を支払うことに前向きな姿勢を見せているといわれている。とくにシティは指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが獲得に乗り気なようで、プレミア王者に加わることになるのか。

実の兄であるイニャキ・ウィリアムズと共にビルバオでプレイするニコ。スペイン代表には直近のネーションズリーグでフル代表に招集され、スイス戦でデビューを果たした。続くポルトガル戦にも後半から出場しており、アルバロ・モラタの決勝ゴールをアシストしている。
ポジションは右ウイングで起用されることが多く、今季はリーグ戦8試合ですでに3ゴール2アシストを記録。右利きだが、逆足でも高精度のパスを供給することができ、最大の武器はスピードだ。

シティの右サイドはリヤド・マフレズ、フィル・フォーデン、コール・パルマーの3人で基本的にローテーションしている。マフレズは30代に突入しており、フォーデンは他のポジションでプレイすることが多く、パルマーはまだ若い。そこで新たなウイングの獲得を目指したのだろう。

また現在は前線で起用されているフォーデンが今後インサイドハーフで使われる可能性があり、前線の頭数が減る。レオンやディアビ、ニコといったウイングの新たな獲得はそういったことが影響していると考えられる。

ジャック・グリーリッシュ、マフレズ共にテクニックタイプのアタッカーであり、スピードタイプを獲得できれば重宝されることになる。ニコはまだ20歳と若く可能性の塊であり、続報に期待だ。

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