途絶えることのないザルツブルク点取り屋の系譜 今季CLで3ゴール“スイスのハーランド”にユナイテッドが興味

レッドブル・ザルツブルクで躍動するノア・オカフォー photo/Getty images

興味深い人材が沸いて出てくる

欧州5大リーグに逸材を輩出し続けるオーストリアのレッドブル・ザルツブルク。今季はCLに出場しており、チェルシー、ミラン、ディナモ・ザグレブと同組の難しいグループに入ったが、3試合終えて1勝2分と無敗をキープしており、グループEの首位に立っている。

今季のレッドブル・ザルツブルクにも素晴らしい若手が揃っており、注目はFWベンヤミン・シェシュコとFWノア・オカフォーの2トップだ。久保建英が所属するレアル・ソシエダと同じく中盤ダイヤモンド型を採用しており、前線には強烈なストライカーが並ぶ。

CLグループステージではオカフォーが3ゴールと好調を維持しており、チームの勝利に貢献している。スイスのバーゼルでキャリアをスタートさせ、2020年からレッドブル・ザルツブルクでプレイするオカフォー。年々数字を上げており、昨季はリーグ戦で9ゴール8アシストを記録した。
ポジションはセンターフォワードで、185cmと魅力的な長身を持つ。ゴール前にとどまるタイプではなく、サイドに流れる傾向にあり、左サイドから仕掛けることも。テクニックを生かしたドリブルも強みで、チェルシーやミランのような各リーグのビッグクラブ相手にも臆せず積極的に攻める姿勢は評価が高い。

スイスメディア『sport.ch』は「ハーランドの足跡をたどる男」としてオカフォーを紹介している。現在マンチェスター・シティでプレイするアーリング・ハーランドはレッドブル・ザルツブルクでプレイした経験があり、同紙では2人を比較している。

西『todofichajes.com』はマンチェスター・ユナイテッドがこのオカフォーに関心を寄せていると報じている。ユナイテッドはストライカーを探しており、前線で可能性を感じさせられるオカフォーはピッタリだ。レッドブル・ザルツブルクとの契約は2024年までとなっており、交渉開始価格は2500万ユーロに設定されているようだ。

レッドブル・ザルツブルクで活躍し順調にビッグクラブ移籍への道筋を歩んでいるオカフォー。相方であるシェシュコはすでにライプツィヒ行きを決めており、オカフォーの去就に注目だ。

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