モウリーニョはやはり結果を残す 仕上がってきたローマが1月から無敗で5位をキープ

エル・シャーラウィの得点で勝ち点1を拾ったローマ photo/Getty Images

エル・シャーラウィの劇的な同点弾でナポリと引き分ける

18日、セリエA第33節で3位ナポリ対5位ローマの試合が行われ、結果は1-1のドローに終わった。3位ナポリにとっては1位のミランと2位のインテルから引き離されないためにも、ローマという難敵を相手になんとか勝ち点3がほしい試合だったが、引き分けたことにより逆転優勝の可能性はさらに低くなった。

対するローマも、今節引き分けに終わっていた4位ユヴェントスとの勝ち点差を3に縮めるためのチャンスだった。さらに試合消化数が1試合少ないながら、勝ち点差1で6位に続くフィオレンティーナに追い抜かれないためにも、勝ち点の上積みが必要とされていた。途中出場のステファン・エル・シャーラウィが後半アディショナルタイムに値千金のゴールを決めたことにより、ローマはなんとか勝ち点0を1に変えてみせた。

ローマにとっては、チャンピオンズリーグ出場権の4位以内に入るための、もしくはヨーロッパリーグ出場権の5位を守るための戦いがまだまだ続く。幸いにも、今季からモウリーニョが監督を務めるこのチームは、1月からリーグ戦12試合で無敗と絶好調だ。

今年に入ってからローマが敗れた相手は、1月上旬に戦ったミラン、ユヴェントスと2月にカップ戦で戦ったインテルのみ。いずれも上位に位置する強豪3チームだ。今回のナポリ戦が久々の上位陣との対決だったが引き分けに終え、次節インテル戦に向けて期待が持てる結果となった。

ローマの攻撃陣は、15ゴールでリーグ得点ランキング4位に位置するタミー・エイブラハムを軸に、8ゴール4アシストのロレンツォ・ペッレグリーニやヘンリク・ムヒタリアン、ニコロ・ザニオーロといった豪華な攻撃陣が相手に脅威を与えている。そこにモウリーニョの守備戦術が噛み合わさり、現在12試合連続無敗記録を継続中。うち6試合でクリーンシートを達成している。

このままローマの好調が続けば、2018-19シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場を実現できる可能性もある。来シーズンに目を向ければ、中田英寿がいた2000-01シーズン以来となるスクデット獲得も夢ではなさそうだ。そういった意味でも今のローマは強豪に勝てるかどうかが重要。次節インテル戦は来季に向けた試金石となるだろう。

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