フランス代表に揃った“歴代最強のFW陣” ベンゼマ、ムバッペら30ゴール越えが集まる大きな期待

フランス代表での活躍が期待されるカリム・ベンゼマ photo/Getty images

誰が彼らを止められるのか

EURO2020はベスト16で散ることになるも、2018年のワールドカップ・ロシア大会では優勝に輝いたフランス代表。各ポジションにそれぞれワールドクラスを揃えており、カタールでは優勝候補の筆頭である。グループステージではデンマーク、チュニジア、プレイオフの勝者が入るグループDであり、苦戦は予想されていない。

そんなディディエ・デシャン率いるフランス代表だが、今季特にFW陣の活躍が素晴らしく、攻撃力だけでいえば世界で最も充実しているかもしれない。

まずはレアル・マドリードのカリム・ベンゼマだ。34歳と大ベテランのストライカーだが、動きは今が全盛期であり、今季は全コンペティション合わせて39試合で39ゴール13アシストを記録している怪物だ。ボックス内での動き、決定力の高さ、味方をサポートする動きなどFWに必要な能力をすべて備えている選手であり、レアルではヴィニシウス・ジュニオールとのコンビで局面を打開することができる。フランス代表にはキリアン・ムバッペがおり、彼らで得点を量産する未来は見える。

2人目はそのパリ・サンジェルマンのムバッペだ。CLではベンゼマ擁するレアルに敗れたが、個人での突破はレアルでも抑えられておらず、単独で好機を作り、2試合通じて2ゴールを奪った。速さ、強さ、賢さの三拍子を備えてアタッカーであり、彼を真っ向勝負で止められるのはイングランド代表のカイル・ウォーカーくらいしか思いつかない。サイドでも中央でも器用に輝くプレイヤーであり、今季は40試合で32ゴール22アシストを記録している。

3人目は新参者であるライプツィヒのクリストファー・エンクンクだ。PSGの下部組織で育ち、2019年からドイツでプレイしている。以前から能力のある選手であったが、今季は得点力が開花しており、44試合で30ゴール19アシストを記録。トップ下兼ストライカーのようなスタイルを持っており、チャンスメイクとフィニッシュをこなす。フランス代表は[3-5-2]を採用しており、前線2トップもしくは、アントワーヌ・グリーズマンとトップ下でポジションを争うことになるか。

最後の4人目は希望的観測だが、バルセロナのウスマン・デンベレは代表復帰を果たすことになるか。怪我の多い選手だったが、今季はシーズン中盤に復帰して以降は戦力として輝いている。そん色なく使える両足とテクニック、スピードを兼ね備えた天性のサイドアタッカーであり、今季は25試合で2ゴール11アシストを記録している。数字だけでは前述した3人に劣ることになるが、ポテンシャルは大きい。代表での活動は継続したピッチ内でのプレイが必要となり、怪我の多いデンベレからすれば難しいかも知れないが、11月のカタール大会までに長い離脱をしなければ選考には入ってくるだろう。

彼ら以外にもオリヴィエ・ジルーやキングスレイ・コマンと実力者の多いフランス代表。この歴代最強のFW陣の活躍でどこまで勝ち上がることができるのか注目だ。

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