サカ、マルティネッリらに負けられない オランダへ向かったアーセナルの若きFW

フェイエノールトへ向かったネルソン photo/Getty Images

エールディヴィジで爪痕残せるか

現在のアーセナルには質の高い若手が多く揃っており、攻撃面ではブカヨ・サカ、エミール・スミス・ロウ、ガブリエウ・マルティネッリなど将来性豊かな選手たちが奮闘している。

しかし、まだ楽しみな若手はいる。レンタル組として新たな一歩を踏み出し、今季よりオランダのフェイエノールトにレンタル移籍することになった21歳のFWリース・ネルソンだ。

主にウイングを本職とするアタッカーだが、アーセナルの2列目にはマルティネッリやサカ、ニコラ・ペペなどライバルとなる選手が多い。彼らとのポジション争いには敗れた格好だが、ネルソンもイングランド世代別代表に選ばれてきたエリートだ。
今季は怪我で出遅れていたが、今月16日のRKCヴァールヴァイク戦にてエールディヴィジデビュー。プレイタイムは30分だけだったが、ネルソンにとっては大事な一歩だ。

ネルソンはU-21イングランド代表でもプレイしてきたが、年齢の近いサカやマンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョはすでにA代表デビューを済ませ、今夏のEURO2020でも出番を得ていた。

これにはネルソンも刺激を受けているはずで、まずは今季エールディヴィジで結果を出してアーセナル首脳陣を納得させたいところ。エールディヴィジで結果を出すだけの実力は備えており、新たな挑戦が楽しみだ。

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