ブレンダン・ロジャーズでは難しい 23年で契約切れるペップの後釜候補

ロジャーズは優秀ではあるが、厳しいか photo/Getty Images

誰が就任しても批判されそうだが

2008年にアブダビ・ユナイテッド・グループに買収され、その後豊富な資金を武器に力を付けてきたマンチェスター・シティ。現在はプレミアリーグやCLといった主要コンペティションのタイトルレースでは常に先頭を走っており、この買収は成功だったといえる。

このように大きな成長を見せたマンCだが、やはりジョゼップ・グアルディオラの招集が大きなターニングポイントとなったか。2016年に就任してから既に3回のリーグタイトルを獲得しており、国内では既に頂点に立っている。次はCLでのビッグイヤーであり、獲得も近いか。

優秀な監督を獲得することによって一段階大きくなったが、そのペップとは2023年までの契約となっており、その後についてはまだ何も決まっていない。
ここまで具体的な後釜候補などの話は出ていなかったが、英『Daily Mail』は現レスター・シティの指揮官であるブレンダン・ロジャーズがペップの後任となる可能性があると報じている。どうやらロジャーズはニューカッスルからの監督依頼を拒否していると見られており、その理由が次期マンCの監督に就任するためだといわれている。

急に浮上した後任候補だが、今季のレスターの成績では苦しいか。確かに最終ラインでの負傷者の数は気になるが、それでもここまで13位と白星を積み上げられていない。また、ELでも3試合で未勝利となっており、それこそレスターでの監督キャリアが早めに終わってしまう可能性もある。確かにイングランドでは優秀な指揮官であるが、ジョゼップ・グアルディオラの後釜としては物足りないと言わざるを得ない。

近い将来、現実となるペップの退任と後釜探し。ロジャーズ以外ではブライトンのグレアム・ポッターの名前が挙がっているが、果たして誰がペップの後を継ぐのか。

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