セルビア代表はまさかの1.5軍で来日 それでも気になる日本代表の立ち位置

代表監督を務めるストイコビッチ photo/Getty Images

勢いそのままに白星を挙げたいが……

7日にタジキスタンとのカタールW杯予選を戦った日本代表。失点はしたものの4-1の快勝となった。だが、ここまでのチーム作りでは、11日に迎えるセルビア戦が自分たちの実力を測る一戦となるのは間違いないだろう。

セルビア代表は今回のEURO2020こそ参加していないものの直近に対戦する国で言えば一番の強豪国だ。しかし、招集メンバーにはラツィオのMFミリンコビッチ・サビッチやフィオレンティーナのFWドゥシャン・ヴラホビッチらは選ばれていない。いわば相手は1.5軍のメンバーで日本戦に臨むことになる。

それでも、中盤にはセビージャのMFネマニャ・グデリ、ヘタフェのMFネマニャ・マクシモビッチ、ポルトのMFマルコ・グルイッチが来日メンバーとして日本戦を戦うことになる。グデリとマクシモビッチに関してはスペイン1部であるリーガ・エスパニョーラを舞台に戦っており、世界トップリーグの実力を体験することが出来る。

このハイレベルな中盤の争いに勝てるかどうかがセルビアを倒すカギとなりそうだ。

日本で言えば橋本拳人、守田英正のダブルボランチがどこまで本来の実力を発揮することが出来るか。マクシモビッチとグデリはパスの出し手となれる選手で、ここを潰さなければ簡単にボールを通させてしまうことになる。また、守備でも豊富な運動量を武器にこちらの選手を潰してくるだろう。

11日に迎えるセルビア戦。強化試合の意味合いもあるため、選手選考の場に使われる可能性も高いがここは一度、1軍の選手たちで戦って欲しい。

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