ついにドイツ代表の守護神になれるかと思われたが…… テア・シュテーゲンのピークはもう過ぎてしまったか

バルセロナに所属するテア・シュテーゲン photo/Getty Images

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代表OBはもう一度ノイアーが戻ってくるはずと予想

昨年にバイエルン所属のGKマヌエル・ノイアーがドイツ代表からの引退を表明したことにより、ドイツ代表守護神の座はついにマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの手に渡ることになると思われた。

テア・シュテーゲンは所属するバルセロナでも好パフォーマンスを続けてきたが、最後までノイアーの牙城は崩せず、2番手GKのままだった。それだけにノイアーの代表引退はチャンスだったが、33歳を迎えているテア・シュテーゲンも最近は怪我が目立つ。現在も背中の怪我で離脱が続いていて、バルセロナは今夏にエスパニョールから24歳GKジョアン・ガルシアも加えた。テア・シュテーゲンの立場は危ういものとなっている。

現状ではテア・シュテーゲンにドイツ代表のゴールマウスを任せることは出来ないだろう。『Triple der Hagedorn Fussballtalk』に出演した元ドイツ代表選手のディートマー・ハマン氏は2026ワールドカップへもう一度ノイアーに頼ることになるのではないかと語る。
「ノイアーがもう一度W杯に出場する可能性が高いのではと思う。(来年)4月になっても今のフォームなら、代表に招集されるはずだよ。テア・シュテーゲンはまず新しいクラブを見つけないと。欧州トップクラブのね。厳しいようにも聞こえるかもしれないが、もうその列車は出た後のように思う。ノイアーがコンディションを高めてくれていることを願う。もし彼が今のレベルでプレイしてくれるなら、無視する方法はない」

ノイアーは来年3月に40歳を迎えるが、今もバイエルンでは絶対の守護神だ。現在は代表復帰を否定しているが、まだドイツにノイアーを超えるGKは出てきていない。2026W杯でもノイアーを見たいと考えるサポーターも多いはずだ。



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