昇格組サンダーランドを支える守備力 スイス代表MFジャカのインターセプト率はカイセド、スビメンディ越え

サンダーランドのジャカ photo/Getty Images

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素晴らしいパフォーマンスを披露している

25-26シーズンのプレミアリーグではダークホースとして躍進している昇格組のサンダーランド。プレミアへの復帰は16-17シーズン以来で、3部にまで落ちていた時期もあった。

そんなサンダーランドは今夏トップリーグを戦うべく、大型補強を敢行している。新戦力は14人で、昇格後に大型補強を行い残留に成功したノッティンガム・フォレストを彷彿とさせる夏となった。

昇格決定時と顔ぶれが大きく変わったことが不安要素といわれることもあったが、ここまでは結果を残しており、夏の補強が正解だったことを示している。
その新戦力の中でも特に存在感を示しているのが、スイス代表のグラニト・ジャカだ。2016年から23年までアーセナルに在籍しており、その後はレヴァークーゼンに移籍してリーグ優勝に貢献している。

『Sky Sports』ではサンダーランドの指揮官であるレジス・ル・ブリ監督がジャカを「ピッチ上の第2のコーチのような存在」としてスイス代表MFを称賛している。

アーセナル時代はその不安定さからサポーターにスケープゴートにされてしまう時期もあったが、年齢を重ねるごとに安定感が増し、今では頼れるベテランとして昇格組を支えている。

特に冴えわたっているのが守備面だ。同メディアによると、今季のプレミアでのインターセプト率は39.4%。リーグトップであり、守備力に定評のあるチェルシーのモイセス・カイセド(39.1%)、アーセナルのマルティン・スビメンディ(31.8%)を上回る数字を残している。

ドイツで経験値をさらに積み上げ、イングランドに戻ってきたジャカ。プレミアリーグ第11節ではホームに古巣であるアーセナルを迎えることになるが、今季好調のガナーズ相手にジャカはどのようなパフォーマンスを披露するのだろうか。

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