バイエルンがサシャ・ボエ放出の方針固める クリスタル・パレスなど複数クラブが獲得に興味

バイエルンのサシャ・ボエ photo/Getty Images

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25歳のフランス人SB

伊藤洋輝やアルフォンソ・デイヴィスなど、怪我で戦列を離れていた選手達が相次いで復帰を果たしたバイエルン・ミュンヘンでは、新戦力の獲得よりも余剰人員の整理が強化担当者たちの間で議論として持ち上がっている。

既にラファエル・ゲレイロやキム・ミンジェ、レオン・ゴレツカの名前が放出候補として現地メディアによって取り沙汰されていて、彼らの去就は今後いっそう注目されることになるだろう。

2024年1月にガラタサライから加入したサシャ・ボエも放出候補の一人と目されている。右サイドバックが本職の同選手は、今シーズンはここまで公式戦14試合に出場している。しかしヴァンサン・コンパニ監督の中でこのポジションのファーストチョイスはコンラッド・ライマーであり、さらにヨシプ・スタニシッチも怪我による長期離脱から戻ってきたため、ボエの出場時間は今後大幅に減少することが見込まれている。
こうした中ドイツメディア『Sky Sport』は、2000万ユーロ(約37億円)程度のオファーがあればボエの売却する方針を固めたという。また、移籍の形態は完全移籍だけでなく、買い取りオプション付きであればレンタル移籍についても交渉に応じる準備があるとも同メディアは伝えている。

ボエをめぐっては、彼の古巣であるガラタサライが買戻しを検討していることに加えて、イングランドのクリスタル・パレスも動向を注視しているとされる。バイエルンが移籍の条件を明確にしたことで、今後これらのクラブのボエ獲得に向けた動きが加速するかもしれない。

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