プレミアでの適応は難しいのか マンUで苦しむアヤックス産MFの現在

プレミアでの適応に苦しんでいるファン・デ・ベーク photo/Getty Images

途中出場が多くなっているファン・デ・ベーク

若手の育成に定評のあるオランダの名門アヤックス。2018-19シーズンにはマタイス・デ・リフトやフレンキー・デ・ヨングを中心としたチーム作りを行い、レアル・マドリード、ユヴェントスといった各国の強豪クラブを退け、CL準決勝まで進出している。その後は主力メンバーがビッグクラブに引き抜かれることとなった。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したドニー・ファン・デ・ベークもその一人だ。

2015年にアヤックスのトップチームデビューを果たしたファン・デ・ベークは2020年にマンUに加入している。しかし、適応が難しいプレミアということもあり、今季はリーグ戦での先発は3試合にとどまっており、途中出場でピッチに入ることが多い。

11日に行われたレスター戦では、リーグ戦だけで言えば昨年の12月5日に開催されたウェストハム戦以来の先発。ポジションも[4-2-3-1]の3列目と普段より下がり目な位置での出番となった。

試合が始まればパスの配球役や中盤でのフィルター役に徹しており、ボランチとしての仕事はこなしているように見えたが、アヤックス時代の輝きは薄れてしまっていた。彼の強みはスペースを作り出すフリーランやそのスペースを有効に使うことだ。しかし、それをするにはもう一つポジションを上げる必要がある。

チームにはトップ下にブルーノ・フェルナンデスという唯一無二の存在がすでに在籍しており、そのポジションを勝ち取るのは難しいだろう。現在のファン・デ・ベークはどこか器用貧乏のような選手になっており、マンUで地位を築き上げるにはひと皮むける必要がありそうだ。

まだ加入初年度ということもあり放出は考えられないが、来季には爪痕を残さなければ初のプレミア進出は失敗に終わるだろう。

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