マンCの“4番手DF”から1番手へ? 復活する若き実力派センターバック

マンCのストーンズ photo/Getty Images

放出もあり得るかと思われたが……

昨季はリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクに次ぐプレミアリーグNo.2のセンターバックとも評価されたDFアイメリック・ラポルテ、今夏ベンフィカからやってきた23歳のルベン・ジアス、さらに昨季評価を高めた19歳のDFエリック・ガルシアが揃うマンチェスター・シティのセンターバックにおいて、ジョン・ストーンズは今季開幕当初から4番手以下と考えられていた。

ストーンズは2018ロシアワールドカップでもイングランド代表の最終ラインを任されていた若き実力者だが、マンCには優秀なセンターバックが揃っている。ラポルテとジアスのコンビが今季のファーストチョイスになると考えていたサポーターは多いだろう。

しかし、状況は思わぬ方向へ動いている。昨季は怪我の影響もあって思うようにアピールできなかったストーンズが復調し、何と1番手になりつつあるのだ。英『sky Sport』によると、指揮官ジョゼップ・グアルディオラもストーンズのパフォーマンスを高く評価している。
「素晴らしいね。彼は状況を完璧に変えた。彼はジアスとともに非常に上手くやっている」

ストーンズは今季チャンピオンズリーグで2試合、リーグ戦で5試合先発出場しているが、この7試合での失点は僅かに1点。今季のマンCはなかなか攻撃が爆発しないが、それを最終ラインのストーンズやジアスが懸命にカバーしている。19日にはサウサンプトンを1-0で撃破したが、このゲームもセンターバックコンビはストーンズとジアスだった。

このペースを維持出来れば、ストーンズはEURO2020でもイングランド代表の主力となるだろう。一時はマンCの放出候補かとも思われたが、今季前半戦で評価はガラリと変わっている。

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