互いのレベルを引き上げる イングランドの新世代MF“直接対決”に集まる注目

次節3度目の直接対決を迎えるライス(左)とマウント(右) photo/Getty Images

「成長には欠かせない」

昨季、補強禁止処分を受けたなかで大規模な若返りを敢行したチェルシー。そのなかで、攻撃的MFとして台頭し、今季もブルーズの中盤を牽引する存在となったのがイングランド代表MFメイソン・マウントだ。レンタル先のダービー・カウンティでもフランク・ランパード監督と共闘していた同選手。抜群のキック精度と攻撃センスを最大の武器として、この21歳は今やチェルシーの攻撃陣に欠かせぬ1ピースとなっている。

そんなマウントには、現在ライバルクラブでプレイする“親友”がいる。その“親友”とは、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスだ。かつて、8歳の頃からチェルシーの下部組織で共にプレイしていた間柄の2人。彼らは2013年にライスが退団したことによって別の道を歩むこととなったが、その際にはマウントの母親が涙を流すほどお互いの家族のつながりは深かったという。

そんな2人が、今季もプレミアリーグの舞台で激突する。現地時間21日に行われるリーグ戦第14節にて、チェルシーが対戦するのはライス擁するウェストハム。両者共にこの試合での先発は濃厚となっており、10年来の親友がピッチ上で3度目となる直接対決を迎える可能性は高い。今では互いにチームの中心として活躍するマウントとライス。ポジション的にも攻撃的MFのマウントと守備的MFのライスがマッチアップする確率は高く、親友同士の熱いバトルを期待している人も多いだろう。そして、それはチェルシーを率いるランパード監督も例外ではないようだ。マウントとライスの直接対決について、ブルーズの指揮官は次のように語っている。

「友人とピッチ上で相見えることとなれば、メイソンにとっても良いことが起きるだろう。このような戦いは、彼とデクランの成長に欠かせないものだ。私はデクランのことをよく知らないけれど、きっと素晴らしい競争を生み出してくれると思うよ。自分のチームのため、彼らは互いにこの試合で全力を尽くすだろう。ハングリー精神旺盛な若い選手にとって、これは必要なことさ」

プレイするチームこそ違えど、ピッチ上で親友としのぎを削ることで彼らに良い変化が起こるかもしれないとランパード監督。イングランド代表でも存在感を示し始めた2人の若きMFが相見える一戦には、ぜひ注目したいところだ。

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