リヴァプールFWサラーはCLインテル戦ベンチ外 指揮官「思ったことを口に出す権利が彼にはあるが…」

リヴァプールのモハメド・サラー photo/Getty Images

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もはや関係修復は不可能か

リヴァプールのモハメド・サラーが9日(現地時間)に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節インテル・ミラノ戦の登録メンバーから外れた。同クラブのアルネ・スロット監督が8日に行われた記者会見の場で明らかにした。

サラーは、6日のプレミアリーグ第15節リーズ戦で3試合連続のベンチスタートとなり、結局最後まで出場機会がなかった。そのため試合後に現地メディアの取材に応じた際、「90分間ベンチに座っていたことが信じられない。とてもがっかりしている。このクラブには長い間貢献してきた。特に昨シーズンはとても頑張ったと思っている。でもクラブは僕のことを切り捨てたのかもしれない。そういうふうに感じている」と発言し、自身の起用法に対する不満を露わにしていた。

そしてこの発言によって、スロット監督はサラーをインテル戦の登録メンバーから外すことを決断したようだ。記者会見で同監督は以下のように語った。
「感じたことを口に出す権利が彼にはあるが、それをマスメディアと共有した場合、我々には対応が必要になる」(リヴァプール専門メディア『Liverpool Echo』より)

「私は物静かで礼儀を重んじる人間だが、それは今回の件のように私やクラブが何らかの反応を示さなくてはならない問題に対して弱い人間であるという意味ではない。我々は、あなた方にも分かるような形で反応を示した。つまり、彼はいないということだ」

「私が誰かを試合に出さなければ、大抵の場合その選手は私のことを嫌いになる。しかし、彼は常にスタッフやチームメイトに対するリスペクトを示していたし、トレーニングにも一生懸命取り組んでいた。だから彼のコメントを聞いた時にはとても驚いた」

「試合に出ていない選手が彼のような発言をするのはこれが最初ではないし、最後にもならないだろう。しかし、私の反応は常に明快であり、だからこそ彼は今ここにいない」

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