覚醒したはずのマンUアタッカーどうした 決定機沈める確率は僅か“15.4%” 

なかなか得点数伸びないマルシャル photo/Getty Images

パリ・サンジェルマン戦でもチャンスはあったが……

2日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でパリ・サンジェルマンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、後半にマルキーニョスとネイマールに得点を許して1ー3で敗れた。

試合終盤にパリに引き離されることになったわけだが、後半が始まった直後にはマンUにも勝ち越すチャンスがあった。48分にFWアントニー・マルシャルが決定機を迎えたのだ。

右サイドからのグラウンダーのクロスは押し込むだけだったが、マルシャルはこれを枠外へ外してしまった。これを決めていれば展開は変わっていたかもしれない。
今季マルシャルが決定機を外すのはこれが初めてではない。今季リーグ戦では未だ無得点だが、シュートチャンスはそれなりにあるのだ。

データサイト『WhoScored』によると、今季マルシャルはクラブと代表の戦いを合わせて13回の決定機を迎えている。そのうち決めたのは2点のみで、決定率は15.4%と低い。

昨季はリーグ戦で17得点、ヨーロッパリーグで4得点と覚醒の兆しを見せていたのだが、今季はまだペースが上がってこない。マーカス・ラッシュフォード、エディンソン・カバーニらとともに得点を量産してほしい選手なのだが、マルシャルは決定機を確実に沈めていけるのか。

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