“イニエスタ級”の評価も24歳に驕りなし インテルの中盤支配する若き司令塔

今季からインテルでプレイしているセンシ photo/Getty Images

「名誉なことだけどね」

長きにわたってセリエAを支配するユヴェントスの黄金時代を終結させるべく、今季久しぶりに快進撃を披露しているチームがある。アントニオ・コンテ新監督を迎え、10年ぶりのスクデット獲得を狙うインテルだ。

ここまで15勝6分1敗。現在は宿敵ユヴェントスにトップの座を明け渡してしまっているが、彼らと熾烈なトップ争いを演じていることは間違いない。ここまでの勝ち点差はわずか「3」。その戦いぶりは実に見事と言えるだろう。

そんなインテルが披露する快進撃の原動力となっているのが、今季サッスオーロから加入したMFステファノ・センシだ。昨夏のインテルはDFディエゴ・ゴディンやFWロメル・ルカク、FWアレクシス・サンチェスらといったワールドクラスや、同じイタリア人でもMFニコロ・バレッラの獲得がより注目されていた。だがセンシもここまで公式戦16試合に出場。怪我に悩まされつつも、巧みなパスセンスをと広い視野を武器にインテルの中盤で重要な存在となっている。

近頃はそのゲームメイク能力から、かつてバルセロナの中盤を支配した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)と比較される声も出始めているセンシ。しかし、本人はどこまでも謙虚な姿勢を貫いている。伊『Corriere dello Sport』によると、イニエスタと比較されることについて質問を受けた同選手は、それを名誉としつつも彼に比べれば自身の実力はまだまだと次のように語っている。

「僕とイニエスタは似たような特徴を持つ選手だ。だけど、まだ彼の領域には到達することはできていないよ。彼のような選手と比較されるのは僕にとって名誉なことだけどね」

現時点で自身とイニエスタの比較はできないと語ったセンシ。とはいえそのポテンシャルを持ってすれば、いずれ彼がこのレジェンドと肩を並べる存在となる日もそう遠くはないだろう。はたしてインテルで輝きを放つこの24歳は、そのキャリアにおいてどこまで素晴らしい実績を勝ち取ることができるのだろうか。まずは今季スクデットを勝ち取り、伝説となるスタートラインに立ちたいところだ。

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