チチャリートに続け! 世代交代始まるメキシコで育つ驚異の若手実力者たち

メキシコ代表にも選ばれるホナタン・ロドリゲス(右) photo/Getty Images

欧州へ羽ばたきそうな逸材ばかり

ロシアワールドカップでドイツ代表をも撃破するなど、メキシコ代表は強豪国と戦える実力国であることを改めて証明した。しかし、あの時のメキシコを支えていたのはアンドレス・グアルダードやチチャリートことハビエル・エルナンデスら経験豊富なベテラン選手たちで、メキシコ代表にも世代交代が求められているのだ。

世代交代への課題は、メキシコの国内リーグで活躍する選手たちの国外挑戦だ。やはり欧州主要リーグでプレイすることが成長への第一歩となり、チチャリートやグアルダードらのように欧州で経験を積むことが求められている。

とはいえ、メキシコは常に優れた選手を輩出してきた国だ。国内で優秀な若手は育っており、あとは欧州へ羽ばたくのみという状況だ。その最初の1人となったのは、今月10日にレアル・ベティス行きが発表された18歳FWディエゴ・ライネスだ。18歳ながらライネスはA代表デビューを果たしており、4年後のワールドカップでのブレイクが期待されている。

米『ESPN』は他にも欧州へ向かうであろう逸材たちがいると紹介しているが、どの選手もかなり若い。すでにメキシコ国内では知られた存在となっており、若いメキシコ代表の完成はすぐそこまで迫っている。

・エドソン・アルバレス(DF/21歳/クラブ・アメリカ)



ロシアワールドカップにも出場していたアルバレスは、センターバックと右サイドバックを担当できる選手だ。ワールドカップではチーム最年少選手ながら出場機会を得ており、決勝トーナメント進出に貢献している。同メディアは遅かれ早かれ欧州へ向かうと伝えており、4年後にはメキシコの最終ラインを束ねる存在になることが期待される。

・ホナタン・ゴンザレス(MF/19歳/モンテレイ)



A代表には昨年1月に召集されており、ワールドカップ行きもあるかと期待された逸材だ。メキシコ人選手らしくテクニックに優れており、中盤の底から攻撃的MFまでこなす。2017年には国内リーグのベストイレブンにも選ばれており、数年後には欧州へ向かうだろう。

・マルセル・ルイズ(MF/18歳/ケレタロ)



メキシコの世代別代表には選ばれており、東京五輪を狙える世代にあたる。ポジションは攻撃的MFで、ボール扱いに長けた選手と評されている。自身ではアンドレス・イニエスタに憧れているようで、今回同メディアが紹介した選手の中では最年少だ。

・エドゥアルド・アギーレ(FW/20歳/サントス・ラグーナ)



こちらも世代別代表の選手だが、昨年行われたトゥーロン国際大会では7得点を挙げて得点王に輝いている。この大会でメキシコは準優勝しており、最優秀選手に選ばれたライネスはベティス行きを果たした。当然得点王となったアギーレも注目されているのだ。チチャリートに代わる4年後のエースとなるか。

この4名の他にも、メキシコはワールドカップ終了後から若手を積極的に召集している。9月には20歳DFヘラルド・アルテアガ、20歳DFヘスス・アングロ、ベティスに移籍したライネスやポルトガル代表のジョアン・モウチーニョ風の選手と評される20歳MFロベルト・アルバラドといった若手を続々とデビューさせている。世代交代へ本格的に動き出しているのは間違いない。

ベティスへ向かった2000年生まれのライネスは新世代の希望の星でもあり、それに続く若手たちの欧州挑戦が期待されている。4年後には顔ぶれが大きく変わっているだろうが、強いメキシコ代表は維持されることになりそうだ。

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