“世界最高のDFの1人”がベンチにいる!? リヴァプールが誇る堅守

リヴァプールのロヴレン(左) photo/Getty Images

突如として堅守自慢のチームに

昨季までのリヴァプールは圧倒的な攻撃力が最大の武器だったはずだが、今季は一転して強固な守備が最大の武器になっている。ここまでリーグ戦11試合で失点は僅かに5となっており、マンチェスター・シティに次いで2番目に少ない。これは昨季までのリヴァプールでは考えられない数字だ。

米『ESPN』は、この堅守について「世界最高のDFの1人」の存在が大きいと取り上げている。世界最高のDFとは、フィルジル・ファン・ダイクのことではない。クロアチア代表DFデヤン・ロヴレンのことだ。ロヴレンは凡ミスの多いセンターバックとして批判を浴びることも多く、昨季も失点に直結するミスがあった。

しかし、ロヴレンは自身のことを世界最高のDFの1人と主張するなど自信家な一面を持っている。先日もレアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスの方が自身よりミスが多く、それが目立ってこなかったのはチームがクリスティアーノ・ロナウドの大量点などで圧勝してきたからだと大胆な主張をしていた。

ロヴレンが世界最高のDFの1人なのかは意見が分かれるだろうが、現在のリヴァプールが堅守を維持できているのは世界最高のDFの1人であるロヴレンがスタメンを確保できていないところにある。今季は若いジョー・ゴメスが成長し、ファン・ダイクとコンビを組む機会がほとんどだ。世界最高の1人がベンチに座っているのだから、リヴァプールの守備陣は実に層が厚い。しかも4番手にはジョエル・マティプも控えている。

時にはゴメスを右のサイドバックに回し、ロヴレンをセンターバックに入れることもできる。ロヴレンも昨季は批判されたが、ロシアワールドカップではクロアチア代表の決勝進出に貢献して評価を取り戻しつつある。不安定だったリヴァプールの最終ラインは突如として層が厚くなったように感じられ、一気に守備がストロングポイントになった。

今季は得点数が21と思うように伸びていないため、余計に守備が重要になっている。ロヴレンをベンチにまで追いやるゴメスは将来的に世界最高のDFの1人になる可能性があり、ファン・ダイクとのコンビはプレミアリーグを代表するものになるかもしれない。

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