若手に加えて35歳の点取り屋も! 今季のCLはアヤックスが面白い

若手とベテラン融合するアヤックス photo/Getty Images

第1節から快勝

普段なかなかエールディヴィジを見ないという人は、チャンピオンズリーグだけでもアヤックスのプレイに注目してみるのはいかがだろうか。アヤックスは欧州の強豪クラブが注目する若いタレントが多く揃っており、彼らにとってチャンピオンズリーグは実力を証明する場だ。

しかも彼らはただ将来に期待できるタレントというわけではなく、即戦力として欧州で戦える実力をすでに備えている者が多い。今季はグループステージでバイエルン、ベンフィカ、AEKアテネと同居しており、バイエルンを除けば互角に渡り合えるはずだ。決勝トーナメント進出への期待もかかる。

また英『Squawka』は若手をサポートするベテラン陣の存在も大きいと主張する。最前線には昨夏アヤックスに復帰した元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラール、さらにはマンチェスター・ユナイテッドからDFダレイ・ブリントも戻ってきた。
特にクラース・ヤン・フンテラールは35歳とベテランだが、同メディアはまだ得点力が衰えていないと高く評価する。何より今季はチャンピオンズリーグの予選やプレーオフを含め、11試合で10得点と大爆発しているのだ。フンテラールが前線に構えている意味は大きい。

グループステージ第1節ではAEKアテネを3‐0で一蹴したが、中盤の選手ながらセンターバックに入った21歳のフレンキー・デ・ヨングも能力の高さを見せた。デ・ヨングはバルセロナが強い関心を示している選手だ。他にも右サイドバックのノゼア・マズラウィ、同じく20歳のMFカレル・エイティング、21歳FWダヴィド・ネレスと若手有望株で溢れている。

そこに加えてフローニンヘンやFCトゥエンテでプレイした経験を持ち、今夏サウサンプトンからエールディヴィジに戻ってきた29歳のセルビア代表MFドゥシャン・タディッチ、モロッコ代表としてロシアワールドカップでも実力の高さを証明したMFハキム・ツィエクらが絡む攻撃陣は魅力的だ。

次節はバイエルンとの対戦が控えているが、彼らが優勝候補の一角とどこまで戦えるのか注目だ。

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