リヴァプールのスピードスターたちにデ・ロッシもたじたじ 「彼らがロングボール送ってきて……」

リヴァプール攻撃陣にお手上げのデ・ロッシ photo/Getty Images

最終ライン裏への攻撃に苦しむ

24日にチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでリヴァプールと対戦したローマは、序盤から高いラインを維持して積極的な姿勢を見せたものの、リヴァプールのスピードある攻撃に耐え切れず5失点を喫してしまった。アウェイゴールを2点奪っているため、本拠地での2ndレグで巻き返すことも不可能ではない。しかし、3点差がついているのは少々厳しい。

英『METRO』によると、ローマMFダニエレ・デ・ロッシは、リヴァプールのロングボール攻勢に上手く対応できなかったと嘆いている。試合開始当初は上手くリヴァプールのビルドアップを妨害できていたのだが、モハメド・サラーをはじめとするスピードスターに走られてから流れを奪われてしまった。

「リヴァプールは強いし、彼らは非常に上手くやったことを忘れてはならない。僕たちも最初の20、25分は非常に良かったのだけどね。リヴァプールはピッチのどのエリアからも絶えずロングボールを送ってきて、自分たちよりもスピードある相手がいる時はスペースをカバーするのが難しい。アンフィールドで強力なスタートを切ったけど、そこから彼らのスピードや強烈な攻撃に苦しんだ。これを2ndレグのレッスンとしないとね。僕たちには3点が必要だ。リヴァプールはバルセロナと同じレベルにあるけど、それが可能だと理解している。僕たちはそれをやったのだから」
ローマは高い最終ラインの裏を何度も突かれてしまい、改めてリヴァプールの強力3トップの破壊力を実感することとなった。試合の入りは良かったのだが、準々決勝で大逆転劇を演じたローマも2度続けて3点差をひっくり返すのは苦しいか。

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