ハリル監督との3年間を振り返ったGK川島「お前は代表に呼ばれる立ち場にないとも言われた。でも……」

日本代表のゴールマウスを守ってきた川島 photo/Getty Images

「成長するきっかけをくれたのは、いつだってNOと言ってくれる人」

日本サッカー協会(JFA)は9日、日本代表の指揮を執っていたハリルホジッチ監督との契約を7日付で解除し、技術委員長の西野朗氏が後任を務めると発表した。この電撃解任を受けて、GK川島永嗣がSNSへ心境などを綴った。

所属クラブで思うような出場機会を得られないことから、ハリルジャパンでは招集メンバーから外れることもあった川島。しかし、最終的にはハリルホジッチ監督の信頼を勝ち取り、ロシアW杯出場が決まった昨年8月のオーストラリア代表戦では、その喜びをピッチで味わった。

そんな川島が10日に自身の公式ブログを更新。「久々に書く内容がこんな内容になるとは思っていなかったけど、今日ハリルさんが解任になったことを聞いて正直驚かされました」と明かしている。

そして「サッカーの世界では一日ですべてが変わるのは日常。昨日いた選手が挨拶もなく今日はもういなくなっている。監督が解任になって、次の日には違う監督が突然チームを指揮する。僕たちはとても変化のスピードが早い世界で生きている。それが日常だ」と話しつつも「それでも、監督も同じように4年に一回だけの、国の威信をかけた夢の舞台。W杯という舞台に、すべての情熱とエネルギーを費やしてきたはず。その1人の人間の夢が奪われてしまったことは、同じ夢を目指している選手として心から残念」と述べた。

さらに「チームで一番の責任を背負わされるのは監督かもしれない。でも、ピッチの上で勝利のために足を動かせるのは選手でしかない。今回の出来事を受けて、自分にもっとできることがあったのではないかと、後悔の念で頭が一杯だ。フランス語で彼が放つ言葉とその裏にどんな意図があるのか、それが分かっていたからなおさらだ」や「2ヶ月後に迫っているW杯を、3年間ともに目指してきた監督と一緒に戦えなくて心から残念に思う」とコメント。志をともにする指揮官を、解任に追い込んでしまった悔しさなどもにじませている。

選手に対して厳しい監督である反面、愛のある監督でもあったハリルホジッチ監督。川島は同監督との3年間を「フランスでもヴァイッドは厳しい監督で有名。いつだってヴァイッドの要求は僕にも厳しかった。褒められたことは一度もない。代表も外された。お前は代表に呼ばれる立ち場にないとも言われた。でも、キャリアの中で、成長するきっかけをくれたのは、いつだって自分にNOと言ってくれる人だった。ヴァイッドはとても厳しかった。でもいつだって選手が成長する事を考えている監督だった。その裏にはいつも選手を想う愛があったし、ピッチの外ではお茶目なおじいちゃんのようだった」と振り返った。

その上で、ハリルホジッチ監督へ「感謝の気持ちは伝えたくても伝えきれない。それは彼が残したW杯出場という功績に対してだけでなく、本気で自分を成長しようとぶつかってきてくれた情熱に対してもだ」と感謝の意を綴っている。



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