ミラン、今夏の移籍市場でも大物選手を狙う? オファーを出すかはFFP次第か

ミランが獲得を狙っているとされるビダル(右)とデパイ(左) photo/Getty Images

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狙うはビダルとデパイ

昨夏の移籍市場で積極補強を行ったACミランだが、今夏の移籍市場でも大物選手の獲得を画策しているようだ。

昨夏は2億ユーロを超える大金を投じ、レオナルド・ボヌッチやハカン・チャルハノール、アンドレ・シウバなど11名の選手を獲得したミラン。今季前半戦は、その補強に報いるだけの結果を残すことができなかった。しかし、シーズン半ばに行った監督の交代劇で新指揮官にジェンナーロ・ガットゥーゾが就任すると、チームは徐々に勢いを取り戻し、ひとまずヨーロッパリーグ出場圏内まで順位を押しあげた。残り9試合となった現時点で、目標とするチャンピオンズリーグ出場圏内の4位インテルとの差は「8」となっている。

伊『TUTTOSPORT』などによると、そんなミランが今夏の移籍市場で獲得を狙っているのは、バイエルン・ミュンヘン退団が噂されているチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルと、リヨンで復活を遂げたオランダ代表FWメンフィス・デパイとのこと。ただ、実際に獲得に動くかはFFP(ファイナンシャル・フェアプレイ)の結果次第だという。
ミランは昨年末、FFP違反を回避すべく、今後4年以内に収支の採算を合わせる事業計画書をUEFAへ提出。ボランタリー・アグリーメントの申請を行ったが、UEFA側はミランの返済能力を疑問視し、これを却下していた。はたして、ミランは今夏の移籍市場でも大物獲りを実現させることができるのか。

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