昨季アジア制覇へ導くも…… 開幕5戦未勝利の浦和、堀監督と契約解除「本当に申し訳ない」

契約を解除された堀監督 photo/Getty Images

後任は育成ダイレクターの大槻毅氏

浦和レッズは2日、チームの指揮官を務めていた堀孝史監督との契約を解除したと発表した。なお、育成ダイレクターの大槻毅氏がトップチームの監督に就任する。

現在50歳の堀監督は、2017年7月に解任されたミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後任として、チップチームのコーチから指揮官へ昇格。短期間でチームを立て直し、昨季は10年ぶり2度目のアジア制覇へ導いていた。しかし、今季は開幕戦から苦しい戦いを強いられており、第5節を終了した時点で未だ白星なし(2分3敗)。昨日行われたジュビロ磐田戦でも1−2の逆転負けを喫し、開幕戦からの未勝利記録がクラブワーストタイとなっていた。この結果を受けて、浦和は早くも指揮官の解任に踏み切ることとなった。

堀監督はクラブの公式サイトを通じて「こういう状況にしてしまったということを本当に申し訳なく思っています」と述べた上で「新しい体制になって、自分たちのいるべきところに戻り、クラブが前に進んでいけるようになってほしいと願っています。トップチームに関わってから約7年間、ファン・サポーターのみなさんをはじめ、選手やクラブスタッフのみなさんに支えていただきながら、一緒に戦ってきたので、感謝しかありません。本当に良い選手たちがいるので、もう一度、新しい監督のもとで、それぞれの力を出してもらって、目標にしっかり進んでいってほしいと思います。ありがとうございました」とコメントしている。


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