再び中国クラブが強襲!? ミランで苦戦するストライカーの移籍話が再熱

中国のクラブが今も注視するカリニッチ photo/Getty Images

これまでは中国移籍を拒否し続けてきたが……

以前から中国への移籍が噂されていたACミランのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチだが、今夏にその移籍が実現するかもしれない。

近年、欧州で活躍するスター選手に目をつけ、豊富な資金力で積極的に補強を行う中国クラブ。昨夏の移籍市場では、大迫勇也の相棒であったアントニー・モデストらが。そして今年2月にはアトレティコ・マドリードからヤニック・カラスコとニコラス・ガイタンの2選手なども、中国リーグへ参戦することが発表された。

フィオレンティーナ時代からカリニッチにも多くの中国移籍話があったが、本人や代理人がこれまで噂を完全に否定。結果的に、昨夏の移籍市場でストライカーの獲得を目指していたミランへの移籍を決断した。
しかし、カリニッチは新天地で思うような結果を残すことができず、ここまで公式戦30試合に出場し、わずか4ゴールにとどまっている。そして、期待の若手ストライカーであるパトリック・クトローネの才能開花や、前半戦は苦戦を強いられていたアンドレ・シウバの復調などもあり、徐々に出場機会が減少。18日に行われたキエーボ戦では、試合前トレーニングの姿勢をジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に指摘され、ベンチメンバーからも外れていた。

こういった状況もあり、カリニッチの中国移籍話が再熱。伊『Corriere dello Sport』などは「中国のクラブは現在もカリニッチに目をつけており、ミランでの状況が改善されることがなければ、彼らはいつでもオファーを出す準備ができている」と報じている。

中国移籍とはいかずとも、このまま出場機会が減少するのであれば、1年でミランを離れることも1つの選択肢かもしれない。はたして、カリニッチの今夏の去就はいかに。

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