日本代表復帰の本田圭佑、メキシコ移籍で掴んだ確かな手応え

約半年ぶりに日本代表復帰を果たした本田 photo/Getty Images

「W杯で勝つためにやってきた」

約半年ぶりに日本代表復帰を果たしたFW本田圭佑が、今後の意気込みなどを明かした。

現在、“仮想セネガル”のマリ代表と“仮想ポーランド”のウクライナ代表と親善試合を行うために、ベルギーのリエージュで合宿を行っている日本代表。DF酒井宏樹が怪我で不参加となるアクシデントなどもあったが、21日には追加招集されたDF酒井高徳らを含めて26人全員が揃った。

そして、マリ戦へ向けて調整するために、日本代表は今合宿で初めての非公開練習を実施。負傷しているDF遠藤航は別メニューとなったが、その他のメンバーはフィジカルトレーニングで体をほぐしたのちに、戦術確認に時間を費やした。
インタビューに応じた本田は「メキシコに行ってからも波はあるが、手応えは感じている。毎試合、得点に絡むアイディアも欠かさないようにしていて、簡単ではないし、思ったより点は取れていないが、苦労しながら少なくとも2~3試合に1回は(結果が)出せている」とメキシコでの近況を報告。日本サッカー協会の公式サイトが伝えた。

その上で「パチューカでは、今の日本代表に欠けているものを補える『付加価値とは何か』を自問自答しながらトレーニングをしていて、自分の強みにフォーカスしている。いつも自分はW杯で勝つためにやってきたし、そのスタイルはこれからも変わらない。この2試合のどちらかで(出場機会を)もらえると思うので、何らかのインパクトを残さないと厳しい可能性が。ただ、本大会メンバーに生き残るためだけの2試合ではない。本大会のグループステージ3試合で何をするかが大事だと考えているので」と語っている。

はたして、本田はこの2つの親善試合でヴァイッド・ハリルホジッチ監督にしっかりアピールし、23名の生き残りをかけた戦いを制することができるのか。そして本大会でも飛躍を遂げることができるのか。

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