最終節で戦う首位・鹿島にとっては嫌な相手か J1残留を決めた横浜FMは直近3試合で10ゴール&無失点、終盤戦で圧巻の強さを見せる

終盤で勢いを増すマリノス photo/Getty Images

好調マリノスはさらに順位を上げる可能性も

横浜F・マリノスは2025明治安田J1リーグ第36節で京都サンガF.Cと対戦し、3-0で勝利。J1残留を決定させた。

スティーブ ホーランド監督、キスノーボ監督と2人の監督を解任、さらに主力選手の移籍などマリノスは今シーズン苦しい1年を過ごしており、まさかの残留争いを強いられていた。暗いトンネルを抜け出せない時期も長かったが、終盤にきて圧巻の強さを見せている。

今節の勝利でマリノスは現在3連勝。浦和レッズに4-0、サンフレッチェ広島に3-0、そして京都に3-0と3試合で10ゴール、さらに無失点と素晴らしい成績を残している。

残留が決まったことで緊張の糸が切れる可能性も否定はできないが、GK朴一圭は京都戦の後に順位を一つでも上げていくことを強調。マリノスは現在勝ち点40で16位だが、12位のアビスパ福岡とは5ポイント差となっており、残り2試合で大きく順位を上げることも可能だ。

マリノスの残り2試合はホームのC大阪と、アウェイの鹿島アントラーズだ。注目すべきはやはり最終節の鹿島戦だろう。今シーズンの優勝争いは鹿島と柏レイソルの2チームに絞られ、残り2試合での勝ち点差は1。最終節までもつれる可能性が高く、好調なマリノスは鹿島にとって嫌な相手になるかもしれない。

終盤戦で圧巻の強さを見せているマリノスは優勝争いに参加していた広島と京都を撃破したが、最終節の鹿島戦もおもしろくなりそうだ。


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