バルセロナが獲得を狙うカール・エッタ・エヨン ただしレバンテの会長は移籍断固拒否の方針「この冬に移籍することはない」

レバンテのカール・エッタ・エヨン photo/Getty Images

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12試合で6ゴール

今シーズン序盤のラ・リーガにおける最大のサプライズは、レバンテのカール・エッタ・エヨンだろう。今年夏に移籍金300万ユーロ(約5億円)でビジャレアルからやって来た時には無名の選手だったが、ラ・リーガではここまで12試合に出場して6ゴール。得点ランキングではキリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)、フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)に次いで3位につけている。

一躍ラ・リーガの注目選手の一人となったエヨンは、既に複数のクラブから獲得候補としてリストアップされている。なかでも彼に対して強い関心を示しているのがバルセロナだ。同クラブにはロベルト・レヴァンドフスキという世界屈指のストライカーがいるが、彼も既に37歳。現在の契約も来年6月末までとなっていることから、バルセロナ首脳陣は彼の後継者になりうる若手選手の獲得を検討しているとされる。

しかし、レバンテにはエヨンを売却するつもりは一切ないようだ。同クラブのホセ・ダンヴィラ会長はスペインメディア『Radio Marca』の取材に応じ、エヨンについて以下のように語っている。
「彼がこの冬に移籍することはないだろう。その種の噂は常に耳にしているし、実際にオファーも毎日のように来ているが、我々は彼を冬の移籍市場で売るつもりはない。夏に苦労して獲得した選手を冬にすぐ売るなんて馬鹿げている」

選手の市場価値を独自に算出しているドイツメディア『Transfermarkt』によれば、エヨンの現在の市場価値は2000万ユーロ(約35億円)。しかし、レバンテがダンヴィラ会長の言葉通り移籍交渉に応じない場合、エヨン獲得のためには今後さらに多くの資金が必要になるのは間違いないだろう。

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