テア・シュテーゲン72%対ノイアー28% 独紙実施のドイツ代表GK問題アンケートでサポーターの大多数は指揮官の方針に反対

ドイツ代表のノイアー(左)とテア・シュテーゲン(右) photo/Getty Images

10年近くにわたる論争

共にビッグクラブで守護神を務めているマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)とマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)のうち、どちらがドイツ代表の正ゴールキーパーを務めるべきか。

既に10年近くにわたってドイツで議論されてきたこのテーマは、ノイアーが今季終盤に自らのミスで失点に絡む試合が多かったことから、6月14日(現地時間)に開幕するEURO2024を目前に控えた今になって再燃している。

このことについて、ドイツのユリアン・ナーゲルスマン監督はこれまでと同様にノイアーを先発で起用する方針であると明言している。しかし、ドイツ紙『Bild』が約8万人を対象にしたアンケート調査では、回答者の72%がテア・シュテーゲンの先発起用を支持。引き続きノイアーが先発すべきとの回答は28%にとどまった。
ドイツ代表で守護神を務めたOBたちも、この問題について様々な意見を持っている。1996年の欧州選手権優勝に貢献したアンドレアス・ケプケ氏は『Bild』の取材に応じ、「マルク(テア・シュテーゲン)が失望し、監督と違う意見を持っていることは、私にはとてもよく理解できる。大きな大会、しかも自国開催の大会で再びマヌエル(ノイアー)を追い抜くことができなかったわけだから」とテア・シュテーゲンの置かれた状況に理解を示している。

一方、1974年のワールドカップ西ドイツ大会で正ゴールキーパーだったゼップ・マイヤー氏はナーゲルスマン監督同様にノイアーの先発起用を支持している。

「マヌエルがゴールマウスを守らなければならない。彼には豊富な経験があるし、依然としてベストなゴールキーパーだ。誰にでもミスはあるし、それはいたって普通のことだから、最近のミスによって彼の立場を疑問視する必要はない。彼が本大会で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると私は確信している」

ひとまずノイアーが先発、テア・シュテーゲンが控えという序列のままドイツはEURO2024に臨むようだが、グループステージでのノイアーのパフォーマンス次第では再びテア・シュテーゲンを支持する声が強くなることも予想される。

この問題、まだまだ収まる気配はなさそうだ。

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