わずか半年での欧州復帰を目指すヘンダーソン 多くのクラブが注目するもネックとなるのは “高すぎる給与”か

1月の去就が注目されているヘンダーソン photo/Getty Images

移籍したばかりだが

2023年の夏にリヴァプールからアル・イテファクに移籍を果たしたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)。スティーブン・ジェラード監督の下、公式戦19試合に出場し5アシストを今シーズンは記録している。

今シーズンより新天地としてサウジアラビアを選択した同選手だが、早くも1月の移籍の噂が浮上している。同選手はプレミアリーグへの復帰を希望していると伝えられている。去就が注目されているヘンダーソンには欧州の様々なクラブが興味を示しており、英『TalkSPORT』によると、ニューカッスルやアヤックス、レヴァークーゼンといったクラブが動向を監視しているようだ。

しかし、同メディアはまだヘンダーソンはアル・イテファクに退団の意向は伝えていない、と報じており、トレーニングキャンプに戻る14日にジェラードやスポーツディレクターと将来についての会談を行う予定であることを伝えている。また、まだオファーは受け取っていないという。
さらに同メディアによると、推定1200万ポンドで同選手を獲得したアル・イテファクから完全移籍で獲得するのは厳しいだろうとのこと。ヘンダーソンの給与を100%負担し、その上でレンタル料を払う場合のみレンタル移籍での獲得ができるだろうと考えているようだ。

英『Sky Sports』によると、ヘンダーソンの週給はおよそ35万ポンドほどだという。かなり高額な金額となるため、金銭関係がヘンダーソンの移籍ではネックになる可能性が高い。

アル・イテファクが現在リーグ戦8位に沈んでおり、ジェラードは以前1月の移籍で大型補強に動くことを示唆していた。そのためクラブが値下げ交渉に応じる可能性は低い。わずか半年での欧州復帰の噂が浮上しているヘンダーソンだが、どのような結末を迎えるのだろうか。

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