マンUが再び深刻な得点力不足に ファン・ハール政権で記録した《ワースト49ゴール》に近い停滞感

今季はラッシュフォードも元気がない photo/Getty Images

ここまで9試合で11ゴールとペース上がらず

リーグ戦ではブレントフォード、シェフィールド・ユナイテッドと2連勝を飾り、何とか8位まで順位を上げてきたマンチェスター・ユナイテッド。

だが、まだスッキリする試合が少ない。両試合とも1点差のゲームで、ここまでマンUはリーグ戦9試合で僅か11ゴールに留まっている。得点力が明らかに不足しているのだ。

24日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でコペンハーゲンを撃破したが、これもホームで1-0とギリギリの戦いだった。
英『Football365』は、プレミアリーグ創設以降ではクラブワーストとなるリーグ戦49ゴールを記録した2015-16シーズンの低調ぶりと攻撃陣を心配している。

「ユナイテッドはこれまで全13試合で僅か20ゴールを奪っただけで、そのうちリーグ戦9試合で得たゴールはわずか11ゴールのみだ。プレミアリーグ時代のクラブワースト記録は、ルイ・ファン・ハール政権2シーズン目の49ゴールだった。今季のユナイテッドの得点数は、当時を彷彿とさせるものがある」

ここまでリーグ戦でチーム最多となる3ゴールを挙げているのは、MFスコット・マクトミネイだ。最近はスコットランド代表での得点力も注目されるなど、マクトミネイは攻撃面でも貢献できる選手ではある。しかし、MFの選手がチーム得点王という状況はまずい。

エースのマーカス・ラッシュフォードが未だ1ゴールとペースが上がらず、新戦力のFWラスムス・ホイルンドもまだプレミアリーグではゴールがない。

ウイングもアントニー、ジェイドン・サンチョが計算できず、アントニー・マルシャルも構想に入り切っていない。得点を奪う武器が少なく、攻撃の形が見えづらい状況だ。ラッシュフォード、ホイルンドあたりに得点量産を期待したいところだが、攻撃陣が爆発するのはいつになるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ