スピード、テクニック、運動量、何でも揃った“世界最高のMF”へ 10代から凄かったショボスライのポテンシャル

リヴァプールの主軸となっているショボスライ photo/Getty Images

早くもリヴァプールの主軸に

今夏のリヴァプール移籍より、評価を急激に上げているのがハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。

加入初年度よりクラブの英雄スティーブン・ジェラードが着用した背番号8を任されているが、すでに8番が似合うMFとなってきた。22歳にして完成度が高く、プレミアリーグへの適応にも苦戦していない。

英『Daily Mail』は、そのパフォーマンスから世界最高のMFになる可能性があると期待をかけている。
そのポテンシャルについては、オーストリアのザルツブルク時代にショボスライを指導したファビオ・インゴリッチも絶賛する。ユース年代の時点で、ショボスライには特別な才能があったのだ。

「私がドミニクに出会ったのは、2017年に16歳だった彼をアカデミーから昇格させたときだった。彼には信じられないほど才能があり、その時点で素晴らしいテクニックと空いたスペースへ飛び込む優れた感性を持っていた。まだ幼かったにもかかわらず、フィジカル面でも試合についていくことができていたんだ」

「何より私が最も高く評価したのは、より良い選手になりたいという彼の執念だ。毎日トレーニングの前後や休みの日にフリーキック、コーナーキック、フィニッシュの練習を繰り返していたよ。彼にとって、常に重要なのはサッカーだけだった。彼はサッカーに夢中な少年で、このメンタリティが彼を頂点まで導いたんだ」

スピード、運動量といったフィジカル部分もリヴァプールで存分に発揮されていて、シュートも精度・威力ともにハイレベルだ。そのクオリティに驚いたサポーターも多いはずで、真の完成を迎えるであろう数年後の姿が楽しみだ。

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